安全基地

愛着の形成に安全基地という言葉が出てきます。
子供にとって親は安全基地のようなものです。
安全基地が親でなくてはならないという意味ではありません。

祖父母であったり
血の繋がりがなくても親的存在であれば
立派な安全基地です。

2011年　東日本大震災で交通機関が麻痺する中
何時間
何十時間かけてでも
歩いてでも家に帰ろうとする方も多かったですね。

少しでも早く家に帰りたい。　
それは

少しでも早く安心感を得たい一心から

・・・かもしれません。

余震が続いたとしても
精神的な安全基地である家に

早く帰りたい。

大切な人をと亡くすと
物質的な安全基地と
精神的な安全基地の
両方を失うのかもしれませんね。

そう考えると
悲しいのも当然
不安になるのも仕方ない
寂しいくて当たり前
落ち着かないのも無理はない
と
私は思うのです。

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第6回大切な人を亡くしたあとの心のケアは
7月に行います。
詳細が決まりましたらまたお知らせします。